積極的に食べたいもの、避けたい食べもの
弱っている肝臓の働きを元に戻すためにはどうしたらいいのか。
それは肝臓によい食べ物を積極的に食べるということ。手助けをしてくれるのはもちろん、予防にも繋がるので肝臓によい食べものをチェックしていきましょう。
まずは抗酸化作用のある食べもの。ビタミンCやE、βカロチン、イソフラボンですね。
具体的にはリンゴやイチゴ、ほうれん草やブロッコリー、豆腐や納豆です。肝細胞に攻撃をしてくる活性酸素を取り除いてくれる働きがあるので、抗酸化作用のある食べものを取り入れるということは重要です。
また、シジミに含まれているタウリン、牡蠣に含まれているグリコーゲン、レバーに含まれているビタミンやミネラルも肝臓を元気にしてくれる食べものになります。もちろん、肝臓に負担がかかる食べものもあるので、それも忘れずに確認しましょう。
肝臓に負担がかかる食べものは食べない!
味噌汁 肝臓の機能を元に戻す時、肝臓によい食べものばかりを気にしてしまいがちです。ですが、肝臓に負担がかかる食べものは食べないようにするということも重要なポイントです。
- アルコール類
- 脂っこいもの
- 加工食品(インスタントやジャンクフード)
- 極端に体を冷やしたり温めたりする食べ物
ですね。
この他にも、食べすぎは飲みすぎも肝臓に負担がかかりますし、夜9時以降の食事もよくありません。仕事でどうしても夕飯が遅くなってしまうこともあるでしょうが、その場合でも出来るだけ肝臓に負担がかからない食事にすることが大切です。
例えば、いくら肝臓によいというシジミを積極的に取っていても、外食や偏食では意味がありません。毎晩お酒を飲んでいたり、ランチに時間が無いからと言ってジャンクフードやコンビニお弁当で済ませていては、肝臓が悲鳴を上げてしまいます。
まずは肝臓に負担がかかる食事をしていないかどうか。しているようであれば少しでも改善するようにして、さらに肝臓を元気にしてくれる食べものを積極的に取るようにするといいですよ。